◎昨日は福岡市内で骨董品の焼物を見積もりいたしました。
から唐津焼や萩焼など80点程の買取ができました。
写真はその中の一つで「朝鮮唐津」の花瓶です。
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朝鮮唐津(ちょうせんがらつ)とは唐津焼の一種で、黒釉と白釉をかけ分けた作品を指します。黒釉は鉄分を含む「鉄釉」であり、白釉は乳濁する「藁灰釉」が典型例といえます。

 古くは桃山時代の伝世品から見られる作風です。現代でも数多くの朝鮮唐津が作られ、黒と白の美しいコントラストが特徴です。

 ちなみに朝鮮唐津の名の由来は定かではありません。一説によれば「胎土を朝鮮半島で作り、施釉と焼成を唐津で行った」という伝承もあるくらいです。しかし運搬だけで途方もない労力がかかりますし、現実味のある話ではありませんね。

 おそらく朝鮮半島から渡来した、成形方法・人・登窯などの技術による作品であること。そして唐津の地で作られたことから、いつしか「朝鮮唐津」と呼ばれるようになったのでしょう。
骨董品買取の福岡玄燈舎では朝鮮唐津を買取ります。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100